Design System
Scope 1 ・ Initial LP
Concept

Structured
Emergence

構造の中から、価値が立ち上がる。

Dissolving Boundaries ── 領域の垣根を越え、境界を溶かす。

思想がある。けれど、実装できる。
静かだけど、前に進む力がある。
Coral ・ 育てる探索する ・ Deep Blue
00 ・ Purpose

デザインシステムの目的

このデザインシステムが奉仕する目的は3つ。各セクションの判断に迷ったら、ここに立ち返る。

01
一目で「何の会社か」が伝わる
抽象的な思想で終わらせず、必ず機能定義の一文と支援内容で着地させる。
02
事業会社として信頼できる
白黒の強い骨格と余白で、事業会社としての信頼の土台を崩さない。奇をてらわない。
03
思想と実務が接続している
思想(価値のデザイン)と実務(支援内容)が、同じ画面の中で接続していること。
01 ・ Design Principles

デザイン原則

全体コンセプトは Structured Emergence ── 構造の中から、価値が立ち上がる。カラーコンセプトは Dissolving Boundaries ── 領域の垣根を越え、境界を溶かす。相反する2色(Coral / Deep Blue)と、その2色が交わる OKLCH グラデーションで体現する。

白黒の強い骨格の中に、暖色と寒色が溶け合うグラデーションを置く。大胆さは一カ所(グラデーション)に集中させ、タイポ・レイアウト・モーションは静かに保つ。色が主役なら、他は黒と余白で締める。

5 Axes ・ 判断軸
01Observe
見つける
未定義の可能性
広い余白、間
02Define
言葉にする
言語化
明快な見出し、構造化された文章
03Shape
形にする
試作・モジュール
カード、図解
04Test
試す
スモールスタート
軽いインタラクション、CTA
05Update
更新する
動き続ける
増築できる構造、前進するループ
独自性をどこで出すか ・ Two Pillars
① ブランドグラデーション
Coral × Deep Blue。グラデーションは「2色を結ぶ線上のどこか」しか取らないため、何回出ても同じ線に乗り、統一感が構造的に保証される。色は装飾ではなく、ブランドの主張。
② Value Flow のグラフィック言語
最も記憶に残るシグネチャは、Observe→Define→Shape→Test→Update を円環ではなく少し前進するループとして描いた図解。グラデーションが最も象徴的に現れる場所。
02 ・ Color System

カラーシステム — 2階建て

カラーは「白黒の構造(キャンバス)」と「2色+そのグラデーション(意味)」の2階建て。画面の大半(目安 85% 以上)は白・黒・グレーで通し、グラデーションは 境界が溶ける瞬間 を持つときにだけ、小面積で出す。

2-1 ・ 構造トークン不変・信頼の土台
白・黒・グレーがキャンバス。ここは絶対に動かさず、事業会社としての信頼の土台にする。
ink
本文・見出し・ロゴ・線
#111111
ink-60
補助テキスト・キャプション
#585858
paper
背景(ニュートラルな白)
#F8F8F8
surface
カード・区切り・補助背景
#EBEBEB
card
カード背景(paper より明るい白)
#FFFFFF
2-2 ・ ブランド2色フラットな役割色
2色は、グラデーションとは別に、それぞれ単独のフラットな役割色としても使う。
Coral暖 ・ Warm
coral
#FF8877
生態系・育てる・行動
Deep Blue寒 ・ Cool
deep-blue
#2D63D6
探索・構造・信頼
2-3 ・ ブランドグラデーション境界が溶ける瞬間
必ず OKLCH 補間で実装する。中間は鮮やかな紫マゼンタ #BF64C2。sRGB 既定だと灰紫に濁り、「境界が溶ける瞬間」が死ぬ。
#FF8877
Coral
#BF64C2
中間(OKLCH)
#2D63D6
Deep Blue
brand-gradient: linear-gradient(in oklch, #FF8877, #2D63D6);
OKLCH vs sRGB ── 中間色の挙動
必須in oklch
中間が鮮やかな紫マゼンタに
#BF64C2
使用禁止sRGB 既定
中間が灰紫に濁り、境界が溶ける瞬間が死ぬ
#9676A6
2-4 ・ なぜこれらの色か

土台のニュートラルグレーが公平でフラットな視点を担保し、その上で2色が事業の物語を語る。「育てる」と「探索する」が交わる瞬間が、領域の垣根を越え、境界を溶かすという差別化ポジショニングと字義通り噛み合う。

Coral ── サンゴ
サンゴ礁は多様な生態系を育てる場。スタートアップエコシステムを育てる組織の象徴。
Deep Blue ── 深海・夜空
まだ光の届かない未知の領域を探索する存在であることの象徴。
中間 ── 交わる瞬間
「育てる」と「探索する」が交わり、領域の垣根を越え束ねる差別化を表す。
ニュートラルグレー ── 土台
暖色にも寒色にも寄らない無彩色。先入観や感情を一度外し、公平・客観・フラットに物事を捉える姿勢の象徴。
2-5 ・ 役割マッピング
文脈
背景・主要面・本文・見出し・罫線
ink / paper / surface
行動(CTA)・暖の強調
coral(フラット)
リンク・構造的アクセント・寒の強調
deep-blue(フラット)
シグネチャ(境界が溶ける瞬間)
brand-gradient
サービス4本の識別
色分けしない(番号・見出し・余白で)
2-6 ・ グラデーション運用
01
出す場所を限定(Value Flow 図/ロゴ周り/Hero 差し色1点/セクション遷移)
02
カード・ボタンの既定背景にしない
03
大面積で塗らない。線・細い帯・輪郭・小さな遷移として
04
必ず OKLCH 補間
05
端点(Coral / Deep Blue 単色)はフラット使用可
2-7 ・ アクセシビリティ
文字色は基本 inkpaperCoral・グラデーションは白地の本文文字色には使わない(コントラスト不足)。Deep Blue はリンク等の小面積テキストには使用可。意味を色だけに乗せず、ラベル・位置・形を必ず併走させる。
04 ・ Typography

タイポグラフィ — 静かな構造

色(グラデーション)が表現を担うぶん、書体は構造に徹する。セリフ見出しは使わない。ウェイトは Regular(400) / Medium(500) / Bold(700) の3段。

和文 ・ Japanese
価値をデザインする
Noto Sans JP
代替: IBM Plex Sans JP / 見出し・本文の基準
欧文 ・ Latin
Designing value
Inter
代替: IBM Plex Sans / 本文・eyebrowラベル
Type Scale
Hero / H1
44–60px ・ 700 ・ 1.35
価値をデザインする
EN eyebrow
13–14px ・ 500 ・ 0.08em
What We Do
Section H2
28–36px ・ 700 ・ 1.5
構造の中から立ち上がる
Subsection H3
20–22px ・ 700 ・ 1.6
Value Design
Body / Statement
16–17px ・ 400 ・ 1.9
つくる力が拡張された時代に、クリエイティビティはどこに宿るのか。広い余白と行間で読ませる。1行を長くしすぎない(max ~38em)。
Functional
15–16px ・ 400–500 ・ 1.7
支援内容・会社概要・CTA。詩的にせず、簡潔に。
Caption / meta
13px ・ 400 ・ ink-60
2026.06 更新 ・ Tokyo
Statement
つくる力が拡張された時代に、
クリエイティビティはどこに宿るのか。
見出しの型は EN eyebrow + 日本語見出し。重要語の強調は4種、いずれも最小面積で。
Coral の細い下線主に本文の中で使用。文字色は ink のまま。
Coral ハイライト線短い見出し単語全体の強調(暖・行動)。文字は ink。
Deep Blue ハイライト線短い見出し単語全体の強調(寒・構造)。文字は白。
グラデーションのハイライト線重要なキーフレーズのみ。多用しない。この時のみ文字は白。
[EN eyebrow]  ← Inter, tracked
[日本語見出し] ← Noto Sans JP 700
05 ・ Layout & Spacing

レイアウト & 余白

12カラムグリッド。見た目は複雑にせず、余白を大きく取る。コンテンツ最大幅 ~1200px、本文ブロックはさらに狭く(~640–720px)。角丸は浅く(0–4px 推奨、最大8px)。区切りはヘアライン罫線+余白。ドロップシャドウは使わない。

12-Column Grid
最大幅 1200px ・ 本文 640–720px
Section Padding
96–128px desktop
56–72px mobile
Spacing Scale ・ 8px base
4
8
16
24
32
48
64
96
128
Layout Principles ・ レイアウト原則
01Editorial読ませる
Statement / About はテキスト密度を恐れず、余白と行間で読ませる。
02Modularモジュール
What We Do / How We Work / Cases はカード・ステップ化。Scope 2 で展開しやすく。
03Process-firstプロセスを核に
Observe→Update を中核コンポーネントとして最も丁寧に作る。
04Living Evidence生きた証拠
Cases は最小限の証拠層(3件)で、直近の更新が視認できる構造に。
06 ・ Graphic Language

グラフィック言語 — 5つの幾何プリミティブ

抽象CGやAIっぽい球体は使わない。5つの幾何プリミティブで一貫した記号体系をつくり、色はここに乗せる。基本は ink の hairline、シグネチャの Update Loop だけ brand-gradient。

Value Line
価値が動き出す流れ。ink の hairline が基本。
Node(点)
起点・接続。ink または端点色(Coral / Deep Blue)を点で。
Frame(枠)
未定義の価値を囲い意味づける。hairline 罫線、強調時のみ端点1色。
Layer(層)
文脈の積層。Coral と Deep Blue を重ね、交わりにグラデーション。
Update Loop
brand-gradient が最も象徴的に現れる場所。シグネチャ。
Signature
育てる → 探索する ・ Coral → Deep Blue

Update Loop — 前に進むループ

普通のPDCA円環にしない。らせん/少し前進する流れとして描く。ループの経路(Value Line)を brand-gradient で描き(Coral→Deep Blue が進行=育てる→探索)、各フェーズの Node とラベルは静かに置く。

Observe見つける Define言葉にする Shape形にする Test試す Update更新する
07 ・ Components

コンポーネント(Scope 1)

UIを増やしすぎない。少数のパターンを使い回す。

脱・テンプレの原則:角丸カラム上端のアクセントバーを付けない/角丸は浅く(0–4px)/ボックス囲みよりヘアライン罫線+余白/CTAは「色帯+ベタ塗りボタン」にしない。

CTA Button — 目的に応じて使い分ける
一般ボタン
薄い背景の上で
お問い合わせする 事例を見る
Main ・ 黒背景 + 白文字Secondary ・ 黒枠線 + 黒文字
一般ボタン
暗い背景の上で
お問い合わせする 事例を見る
Main ・ 白背景 + 黒文字Secondary ・ 白枠線 + 白文字
強調ボタン ・ Emphasis
「境界が溶ける瞬間」を担う、最重要の1アクションだけに。多用しない。
無料で相談する グラデーション背景 + 白文字 ・ OKLCH 補間
Service Card — 上端バーなし・色分けせず共通の小マーカーで統一
01 ・ Value Design
価値の言語化
事業の核にある価値を定義し、言葉と構造にする。
02 ・ Venture Design
事業仮説の設計
市場と組織の文脈から、検証可能な仮説を組み立てる。
03 ・ AI Prototyping
試作で確かめる
AIを使い、アイデアを素早く触れる形に落とす。
04 ・ Communication
発信と接点の設計
価値が届く接点を継続的に運用できる形にする。
Statement Block
Statement
構造の中から、価値が立ち上がる。静かだけど、前に進む力がある。
Case Preview — 更新が見える証拠層(色分けせずテキストで)
製造業の新規事業仮説づくりVenture Design
2026.05
ブランド価値の再言語化Value Design
2026.04
発信システムの内製化支援Communication
2026.03
Component Inventory
Header / ナビ・言語切替
Hero
CTA Button
Statement Block
About Block
Service Card
Process Step
Case Preview
Profile Block
Company Info
Contact CTA
Footer
08 ・ Motion & Guardrails

モーション & ガードレール

原則:驚かせるのではなく、理解を助ける
採用:テキストが静かに立ち上がる/線が少し伸びる/点が接続される/スクロールでプロセスが進む(Update Loop のグラデーションが伸びる)/CTAに軽い反応。prefers-reduced-motion を尊重。
避ける動き
派手なパララックス/回転する3D/AIっぽい粒子演出/高速トランジション/意味のないホバー。色をシグネチャにするぶん、動きは抑える。
やってはいけないこと
避ける見え方
対策
ポップ/子どもっぽい(2色・グラデを大面積・対等に塗る)
小面積・1面1主役・黒近接・余白で締める
AIベンダーに見える(シアン/ティール・定番の青→紫グラデ・黒背景×発光UI)
シアン/ティールは使わない/グラデは暖色(Coral)起点で差別化/発光なし・小面積
テックスタートアップのテンプレ(色帯+ベタ塗りCTA・上端バー・深い角丸+シャドウ)
編集的な誘導・hairline・浅い角丸・余白とタイポの質で品格を出す
デザイン会社に見える(色だけ目立ち、事業の言葉が弱い)
サービス定義・プロセス・支援内容の言葉を強くする
色が分散して見える(要素ごとに別々の色)
色は2色+グラデーションに固定。識別は番号・見出し・余白で
中間色が濁る(グラデを sRGB 補間で実装)
必ず linear-gradient(in oklch, …)
可読性が落ちる(Coral/グラデを本文文字色に)
文字は ink/paper、色は塗り・線・図形・小ラベルのみ
一般的なAI生成デザイン(クリーム×セリフ大見出し・握手ストックフォト)
セリフ見出し不使用、写真は観察的・低彩度
09 ・ Bilingual ・ JP / EN

バイリンガル方針

日本語が主、英語は完全逐語訳にしない。英語は「意味の核(canonical copy)」を保った最低限の会社紹介。グローバルプロジェクトにも対応している印象を自然に与え、global firm 感を出しすぎない。

英語の温度感
「Tokyo-based」「works with international partners」「supports global-facing projects」程度に留める。誇張しない。
組版
言語切替(Language Switch)を Header に。英字フォントは Inter で統一し、和英で組版の重心がぶれないようにする。
共通の資産
英字 eyebrow ラベル・カラーシステム(2色+グラデーション)は和英共通の資産。両言語版で一貫させる。
10 ・ Scope 2 Hooks

Scope 2 への拡張フック

今は作らないが、壊さない。LP のコンポーネントを後でコーポレートサイト(発信自動化)へ増築できるよう、以下を念頭に設計しておく。実装は不要。

Scope 1(今)
Scope 2 への展開
Service Card
Service Detail Section に展開できる構造
Case Preview
Case Detail(Process / Result)に展開できる構造
グラフィック言語
Line / Node / Frame / Layer / Loop を Lab・News・Article カードへ流用
カラートークン
そのまま踏襲。色は増やさず、識別は番号・タグ・余白で
価値のデザインラボ
グラデーションをやや自由に(会社=信頼、ラボ=表現の住み分け)
言語切替
Scope 1 から入れておき、全自動翻訳運用(Scope 2)へ接続
Design System ・ Scope 1 — Initial LP
Tokyo-based ・ works with international partners
Dissolving Boundaries